やっと、冬 ・・2024


降れば降ったで
・・とは思いながらも

一向に降らない雪が、心配で・・

やっぱり少し、待ち望んでいたようで・・

「うわぁ‥」

雪243

やっと・・・

今は降って欲しくない場所だってあるんだけど。

いつもと違うってことは、何かがいつもとは違うから。

その違いは、自分の中にも大いなる違和感をもった違いをもたらす。

不安とは、答えが見えない時に現れる。

その違いの答えが見つからないから

気持ちの良い違いとは

感じられない・・ね。


覚悟を決めて冬の到来を待っていた
ひと月ちょっと前の世界が・・・

KIMG0021.jpg

冬になった・・、やっと・・

雪24


全ての源の、太陽の神々しさときたら・・

雪242

冬は白い景色が、行動を抑制してくれる・・
慌てるな、慌てるな、今は無理でしょ、すこしゆっくりしなさい、と。

外の寒さが
炎の魅力を教えてくれて
そこに居たいと思ってしまう・・

そんな冬の時間が大好きだから

火24

2024年

この新たな一年も

すべき事を、すべき時に

ひとつづつ、一歩づつ・・・

楽しみをもって、頑張っていきましょう♪


今年も、よろしくお願いします!

愛しき秋の ひととき


たしか数年前にも
同じタイミングで、同じ事を書いているかもと・・思うんだけど

だって仕方がないよなぁ
この時期がホントに、好きなんだから・・

あき23

木々が一年の活発な活動を終え
冬を越すための準備に入る

なんとも言えないこの色彩・・

あき231

やがて秋の木枯らしが・・
おきまりの強い風をもって
真っ青な空を背景に
木々の葉を
赤や黄色の鮮やかな葉っぱ達を
吹き払っていく

そこに身を置いている自分は
まるで芝居舞台に舞う、紙吹雪の中にいるようだ

あき232

葉を落とした後
風は去り
静寂だけが残る

そこに身を置いている自分は
我に返る・・
今年もちゃんと
やってこれたかな・・

KIMG0021.jpg

足下には
落ち葉の絨毯

愛しい秋の、ひととき

もうすぐ
雪が降る

冬が来る

そうで、あって欲しい・・な




ブナの森 


そう遠くない、昭和の初期の戦前辺りまで
まだあちこちで身近に広がっていたというブナの木の森

森で暮らす生き物たちと同じように
ヒトが森から生きる糧を得て暮らしていた時代
世界の多くを緑で覆っていたというブナの森

sirakami7.jpg

森は
あらゆる生き物、ヒトも、そして海に生きる魚たちにとっても
一日を生きる糧を得る事が出来る唯一無二なもの

そんなの学校で習ったっけ・・
そんな話は聞いたことがあるかもしれないけど・・
そんな重みを習った記憶は、ないな・・

モノの価値や生きる為の価値の基準を
お金を通して見るようになってから
「そんな重みは知らないよ」とばかりに・・
世界中であっという間になくなっていったブナの森

世界でも稀有なまとまったブナの森・白神山地
いまや、「世界遺産」を盾として守られている、原始から続く森の姿

それを見たくって
それを感じてみたくって

行ってきたよ

sirakami5.jpg

そもそも、かつては当たり前にあった普通(だった)の森
でもね、ブナの森って、、何百年とかけて、成熟し落ち着いた環境を整えた森で・・

普段、たくさんの生き物たちの鳴き声、その姿さえ身近に感じる中で生活してるのに
そこに至る過程の森しか知らないから、まさに未知の森・・

極相林

sirakami6.jpg

なんだろう・・

まろやかな感じ・・
研ぎ澄まされた・・
静けさと安定感・・

sirakami3.jpg

ブナが、ブナの、その森の時間の中で
その命を繋ぐために、ただその為だけに
今があるんだよ、といってるようで・・

sirakami4.jpg

自分が天寿を全うして、その身を倒してからも、実はまだまだ役割があって・・
そしてその周りに生きるあらゆる生き物が絡み絡まりあって、生き、繋ぎ・・

まさに〝ともにいきる″
それ以外の表現が見つからない・・

sirakami8.jpg

ブナの足元・・
そのブナと絡み絡まって生きる無数の生き物たちが
綿々と命を繋ぎながら生きている証があって・・
水を貯え、水を整え、遠くに生きる生き物たちの糧となり、繋がっているんだなぁ・・
分かったような気にもなれない程の奥行きの深さも感じられるから
頭も追いつかいないけれど・・

ただただ、素晴らしい、は間違いないね・・

sirakami2.jpg

あの場に身を置くことでしか感じられない・・
生命力、厳かさ、ブラックホール並みの奥深さ、あたたかさ・・
いやいややっぱり言葉では表現できないかな・・

sirakami1.jpg

・・森だけではない
太刀打ちできるはずもないこの全てに
分をわきまえて、生きればいいのにね・・

sirakami10.jpg

それらを、ちょっとだけ遠くから・・
ずっ~と、見てきたんだねぇ・・

すごいねぇ・・

かなわない、よねぇ・・





「夏」ですねぇ。 ・・夏の工芸展2023 in 多津衛民藝館


西暦2000年
こう書くと、ある世代の方々にはまだ
その字面に、近未来の面影があるんじゃないだろうか・・
そこからもう・・23年

のちに夏の工芸展に繋がる「佐藤阡朗漆展」
開催されたのがその23年前の2000年

ねぇ・・

続けるってスゴイこと・・だよね。

そんな「夏の工芸展」がまたやってきます!

夏の工芸展2023チラシ表

運営に関わるようになって4年・・
出展してくれる方たち、来館してくれる方たち・・
同じ時間・空間を過ごすこの方たちが
どうしたら、目一杯の笑顔と満足で帰る事が出来るのか
仲間たちと毎年色々挑戦して・・

少しづつ・・前進は出来てるのかな。

夏の工芸展2023チラシ裏

今年も家具工房TE.TE.ROも参加させてもらいます♪
また、新たな3名の出展者の方々も
新しい、「手仕事の向こう側」を、
きっと見せてくれるでしょう!

6.jpg

昨年も
暑い中でたくさんの方が来館してくれて
素敵な時を過ごしてくれたと
感じる、信じる事が
すべての原動力・・


今年は特に
季節の移り変わりを感じる間を与えてくれない
容赦ない気候のとげとげしさを感じながらここまできたけれど

今できる、今すべきことを
大切に・・していきたいな。

どうかみなさん
他にない、多津衛民芸館のあの空間を
是非一度味わいに来てください!

民芸館のある小高い丘の上から
町を見渡し、蓼科山を眼前に望みながら、
手仕事の数々を眺め、触れ、
コーヒーなんかを片手に・・

一緒に暑い夏を過ごしませんか♪



たくさんの「ヤバい」日々・・

「ヤバッ」
「うまっ」

いつの時代も
若者を中心に生み出される
目新しい言葉・・

言葉の乱れって
いつの時代も懸念されてきたけど・・

言葉は生き物、変わっていい
その根幹がしっかりしていれば

なんて思っていたけど・・

言葉1

「根幹」とは私たち・・
ひと、、ひとつの生き物としての人、人間・・

かつて、鉄の女、といわれたイギリスの元首相、マーガレット・サッチャー
彼女は言う

気を付けよう
自分の考えが、言葉になる
言葉に気を付けよう
それは行動になる
行動に気を付けよう
それは習慣になる
習慣に気を付けよう
それは自分の人格になる
人格に気を付けよう
それは自分の運命になる

「考え」が人間をつくるのだ

と。

言葉

いまや
テレビの中の
言葉を唯一の武器にする、したり顔の人達さえもが
「ヤバい」の連発・・

彼らにとって言葉とは
料理人に例えるなら
包丁と同じではないのかなぁ・・

切れない包丁で、どうして人を感動させられる料理を作れるだろうか・・

脳を、心を、揺さぶられ
本当に感動したときに人は
「ヤバッ!」なんて言う言葉が出てくるだろうか・・

言葉4

そんな世界に僕らは
いま生きている、のかな・・
そんな世界で生きていきたいのかな・・

人間の五感って、そんなもんなのかなぁ

マーガレット・サッチャーの言葉を借りれば・・
つまりは自分の運命は自分でつくれるってこと

集団をつくることを唯一の生きる術とする人間として
その集団をつくる個々の人間が強く逞しく、そして賢くなること

人間の五感って・・
そのために進化してきたんだろうって思いたい・・

「ヤバッ」という人の顔は
何だかとっても・・

窮屈そうに見えるんだよなぁ・・

言葉2

山で気持ちよさそうに
さえずる鳥たちの様々な鳴き声は
よく聞くと、状況に応じてさえずり方を変えた
まさに、生き死にを懸けた、鳥たちの生きるための大切な情報伝達
コミュニケーションなんだそう

それがもし

「ヤバッ」の連発になったら・・


ヤバイよね・・

本当に。












プロフィール

ててろう

Author:ててろう
山の生活を楽しみたい。
薪割り、草刈り、鳥の声・・。
やることは山ほどあって、生きるって忙しいんだって、そんな当たり前の事を知りました。

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム
お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
これまでの訪問者