田植えが終了・・感謝です!

春が来て。

4月上旬に、10日以上水に浸けて発芽させた、お米の種(・・つまりはお米)をまく。
田んぼ

シートをかぶせて1週間ほど。
土の中から改めて発芽した、もやし色のものが・・。
田んぼ0

シートを外して太陽の光を浴びると、瞬く間に葉緑素だらけの姿に変貌。
まるで誰かが色を塗ったかのように、あっという間に姿を変える。
生命力だなぁ。毎年、驚かされる。
田んぼ1

あとは、ゆっくりゆっくり育ってほしい。
ずんぐりむっくりに育ってほしい。
そんな事を思いながらの、種まきから47日後の姿が、こちら。
田んぼ2
昨年に続き、今年もうまく育ってくれた。
・・かなぁ。


8回目の田植え。
もう、と言っていいのか、
まだ、というべきなのか。
まだよく覚えているけれど、1回目の田植えは、手で植えた。
楽しかったなぁ。
大変だったなぁ・・、とても。

苗作り、田んぼ作業。
うまくいくように挑戦するのも、失敗して学ぶことが出来るのも、1年に1回だけ。
あと何回できるのかな。
また、〝いつか″手植えでやりたいなぁ。

とは言うものの・・。
やっぱり機械は凄くって。
田んぼ3

2枚の田んぼを、ゆっくりやっても2時間あまりで植えてくれる。
田んぼ4

そのあと、田植え機で植えきれない隅などのエリアは手で植える。
それが、4時間ほどかかるけれど・・。

かかるけれど・・。
腰を屈めて、田んぼをのぞき込むその時間。
割と好きで。


一生懸命に平泳ぎで逃げていくカエルが、かわいい・・とか。
そのカエルを狙って潜む、ヘビと不意に「こんにちは。」、互いにビビって、後ずさり・・とか。
普段にはない時間があったりして。

腰が悲鳴を上げて、足がふらつき尻もちをつく前に。
どうか、無事に終わりますように・・。

それなりに泥だらけになりながら、
時々ヒルに血を吸われたけれど、
今年もどうにか無事に田植えが終わった。

考えてみると、
子供の頃楽しかった泥遊び。
大人になっても、
1年に1回でも、
泥だらけになれるって、

幸せなのかもしれないな。

「麦の家」展示会  晴天に恵まれて・・

穏やかな日差し、優しい風、そしてたくさんの笑顔に包まれた3日間だった。
(それと美味しい食事も。)
第55回 麦の家展覧会が無事終了した。
木々に囲まれた環境の中にある麦の家。
そこに途切れることなく、たくさんの方々が訪れてきてくれた。
麦

入口の一等地。
訪れる人達、誰もが目を止めてくれた。
木漏れ日の中で、家具達がほんわか並べられた気がする。
麦10

木彫り、アクセサリー、版画絵。
洋裁、織物、そして陶芸。
麦9

麦8

麦7

みんな、素晴らしい作品ばかり。
作り手の込めた想いが感じられる・・。

麦6

麦5

麦2

麦4


「娘が嫁に行くような想い」

普段、注文や依頼を受けて作るものは、使う方の顔が見えている。
だからその人の為に、作る。必死に。
でも、展示会に展示する作品は、それを使ってくれる方の顔は、まだ見えずに作る。
その誰かを思い浮かべては、良い物を、使いやすい物をと、必死に作る。
気持ちを込めて。
そういうものが、売れる時、つまり自分の手から離れる時。
行き場所が出来た嬉しさと同時に、行ってしまうのかと、寂しさを感じたりする・・。

他の作家さんと、そんな話をした。

そんな嬉しさと寂しさがたくさんあった展示会だったなぁ。

ありがとうございました。




プロフィール

ててろう

Author:ててろう
山の生活を楽しみたい。
薪割り、草刈り、鳥の声・・。
やることは山ほどあって、生きるって忙しいんだって、そんな当たり前の事を知りました。

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム
お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
これまでの訪問者