夏の工芸展2021 in 多津衛民藝館


今年も、やってきましたこの時期が!

多津衛民芸館の夏の恒例イベント
「夏の工芸展 2021」

2021工芸

今年は、新しい試みとして、工芸の職人による手仕事の普段は見る事の出来ない向こう側を
写真展という形で紹介してもらえることに!

あたらしく出展される方もいて、今年もたくさんの出会いが期待大!

誰かの暮らしをより良くするための手仕事・・
そんな品々に触れることで、
多くの方が、色んなことに気づき、確信し、
希望や望みを持つことができる

そんな工芸展になったらいいなぁ・・と願いつつ
家具工房TE.TE.ROも準備を進めていきます!

たくさんのご来場、お待ちしています!








それでも少しは、畑仕事

そろそろ
じゃがいも、掘らなくちゃ・・

夏の間、たまに草を刈りに行くのが精いっぱいの畑・・
ネギの土寄せだけどうにかやってるけど・・

ミョウガ

ミョウガは毎年勝手に生えてくるし、なんも手がかからない。

じゃが1

それでも、じゃがいもは掘らなくちゃ・・

じゃが4

手がかからないミョウガは、勝手に毎年陣地を拡張して・・
じゃがいもの畝も飲み込んだ・・

掘ったとこには、ミョウガの赤ちゃん・・

じゃが2

六月初旬、大豆を蒔いたとき・・
どこの畝をいじっても、ミミズがわんさか・・
ことしも畑は調子がいいみたい・・

ミミズ

地べたにひざまづき、土をいじる時間は癒される・・

汗だくになりながらも
土の匂いを嗅いで・・
こんなにも気持ちがいいのは
人が、やっぱり自然の一部であるってこと・・

それも、ほんの、一部であること・・

自然がなければ
生きられないでしょ、人間って・・

だから・・

ねぇ・・








地元の木


怒涛の5月が過ぎ
6月は少しペースダウンしよう!
・・と思ってたのに。

5月に出来なかった事々をやってしまわなければと
作業ボリュームは膨らむばかり・・

そんな中、地元の方から嬉しい連絡が♪~

「山の桑の木、切りたいんだけど、いるかい?」

クワ1

地元の木。
それだけでテンション上がる。

おまけに山桑の木。
即答 「頂きます。」 

クワ3

昔、養蚕が盛んだったこの辺りには、
名残の桑畑は、わりとひっそりと山中にまだ残っているけど、
手を入れていた分、なかなか太い桑はない。

実は一昨年前
地元の山桑、樹齢おそらく60年以上の見たことない程ぶっとい山桑に巡り合えた。
市場にはもはや希少な山桑だけど、あそこまで太かったのは、なお貴重。
そして幸運でしかない。

そしてまた、山桑。
曲がりも強く、そこまでの太さはなかったけど
地元の木、愛さずにはいられない。

クワ2

地元の方が、材料として使うならと
連絡をくれる。
それが、このうえなく、嬉しい。

アンズの木、山桜、クリ、ナラ・・
地元に、こんなに色んな木があるのだって
そういう環境も、 嬉しい。

でも、ひとつハードルがあって・・

人力で、山から搬出できるかどうかだ。
木を切る事よりも、軽トラに載せられるかどうかが
運命の分かれ道・・。

今回は、無事に載った・・。
後は製材所へ運ぶだけ。
曲がった木は、製材するのも簡単ではないから、嫌がられるけど・・。
「まあ、まあ・・」と言っていつもお願いする。

クワ

製材所の帰りは、以前お願いしていた山桜を引き取ってきた。
これも今年の冬、譲って頂いた地元の山桜だ。

山桜

こうして地元に育つ木々を大切に
材料としてモノをつくっていけるのは
本当に幸せなことだと思う。

あとは
人々の生活を、「正しく、整える」ことの出来るモノを
つくりだせるよう

そのことだけを考えていきたい。

木って
素晴らしいから。



プロフィール

ててろう

Author:ててろう
山の生活を楽しみたい。
薪割り、草刈り、鳥の声・・。
やることは山ほどあって、生きるって忙しいんだって、そんな当たり前の事を知りました。

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