今年もやっと、脱穀が終わりました!
2020年11月3日 8:28am。
最後の米袋に封をし、今年の脱穀作業が終了した・・。
田植えに1日。
稲刈りとハゼ掛けに2日。
そして脱穀はほぼ3日。
そう、脱穀作業が一番の作業ボリューム。
1年目こそ、手植えで田植えをし、稲刈りも手で刈り、結びまでやったものの、その後は田植え機、稲刈り機のお世話になってきた。
だけど、脱穀だけは昔ながらの足踏み脱穀機、唐箕(とうみ)で変わらずやってきて、今年で9年目。

途中で、足踏み脱穀機にはモーターを取り付け、唐箕には古い扇風機を取り付けたものの、やる作業ボリュームはそう変わらない。
実は、意地になってやっている。
いろんな便利だらけの世の中で、せめてこの作業を自分の身体を使って、延々と、淡々とやることが、「自分がわざわざお米を作る意味」である、と思って・・信じて・・。

学生時代、ガテン系のバイトでは、
まだかろうじて、銀行振込ではなく、現金でお給料をもらえた記憶があって、それがたった数枚の紙幣でも、その重みや現実感を感じ、嬉しかったし、達成感も得られた記憶がある。
この脱穀作業は、それを思い起こさせるんだよなぁ・・。
給料袋がいっぱい膨らんでいる様に、見える♪。
今年やったのが、これか、とその存在で教えてくれる。

脱穀したお米の山には、ワラくずやらがまだ沢山混じっているので、この唐箕でそれをより分けていくんだけど・・、
いつも思っているのは「やっていれば、いつか終わりはやって来る!」
少しづつ、少しづつ・・。

その唐箕だって万能ではないからね、頑張ってくれてるけど・・。
とりきれないクズは、こうしてふるいにかけてすこしづつ・・、やっぱり最後は手なんですね。
そうして迎えた11月3日の8:28am。
深い感慨と安堵とともに迎えた訳で・・。
深い感慨と安堵は、やがて達成感と大きな開放感へと変わるのでした。
めでたし、めでたし。
あとは、食べるだけっ!
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