オーストラリア大陸1991 Ⅰ
あるバイク雑誌で見た、見渡すばかりの地平線。
そこに伸びるどこまでも真っ直ぐな一本の道。
オーストラリアのその写真に魅せられて、
走りたくて、走りたくて。
1991年、ついに憧れの大地に。

日本で必死に働き貯めた資金は、この景色の為。 (Mt.オルガ)

アボリジニの聖地、エアーズロックからの景色

すべてが楽しく、刺激的。
毎夜のキャンプは☆☆☆☆☆。

走っても走っても、この景色。
凄すぎて、楽しすぎて。

先住民アボリジニの文化

時には、こんな優しいテント泊。
パスタばっかり食べていた。

世界一周中のMr.ピーターソン。日本の雑誌で連載を持ち、以前から知っていた人。
感激。こんなところで会えるなんて。
たくさん話をして、夢が広がった。憧れた。

きっと何処かへ繋がっている道。
毎日が前向き、希望の塊。

こんなところにも繋がっていた。
(デビルスマーブル)

ここから278km、ガソリンスタンドありませんって。
そんな世界って、どんな?
なんでもかんでもワクワクしてた。

あの時、僕を駆り立てていたのは、
何も知らないが故のスポンジのような自分。
沈む夕日と、昇る朝日の美しさ。

出発前の、シドニーにて。

内陸での 360度地平線の世界にて。
夜空はまるでプラネタリウム。
綺麗だったけど、少し、いや、かなり怖かった。
見渡す世界に自分より背の高いものが何も無い。
視線の下に、星が見えるって・・。
なに?この世界・・。
旅はまだまだ続く・・・
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