卵かけ・・ごはんの話


この前、家で飼っているニワトリの話を記した。
今日は、それにまつわる、『卵かけごはん』の、他愛ない話・・。

子供の頃、卵かけごはんはめったに食べられない、特別なご馳走だった。
僕の母が、消化が悪い、と食べさせてくれなかったから。
でも、年に2、3度行った祖父の家では、よく食べさせてくれたことを覚えている。

卵2

大人になって、自由に卵かけごはんを食べられるようになったけれど、面白いことに、子供の頃の特別感はいつまでも消えない。
変わらず、やっぱり、ご馳走だ。

でも、家でニワトリを飼い始めて、ひとつ発見したことがある。

食べる時の、まぜ方だ。
きっと、そんなこと・・?と、鼻で笑う人も多いかと思う。

今までは、念願の卵かけごはんを味わう時、ごはんとたまごの量のちょうど良い割合に気をつけ、よくよくかき混ぜて食べていた。

卵かけご飯

でも、家で産んでくれる卵は、白身が特にほぐれてくれない。
均等に黄身と白身とごはんがなかなか混ざってくれないのだ。

だから、何気にさっと簡単に黄身を崩して醤油をたらして、食べてみたら・・・、うまいっ!
醤油もあまり、白身となじまないので、食べる一口、一口がみんな違う。
黄身の甘みの強い一口。
白身のトロッとした食感の強い一口。
卵とあまり馴染んでない、醤油がちの一口。
お茶碗一杯で、こんなに色々味わえるなんて…。

なんと、贅沢な。と、思ってしまった。
今まで、この事を知らなかったことは、何も悔いてはいない。

でも、もうやめられない。

ただ、それだけの話。

そんな事、知ってた。当たり前でしょという方々、ごめんなさい!

ただ、ただ、卵、万歳!ニワトリ、ありがとう!・・・なのです!






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分かるよ(*´∀`)♪

子供の頃のご馳走は、大人になってもご馳走なんだよね。(笑)

特別な感情はいつまでも忘れないよね。(^o^)v
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ててろう

Author:ててろう
山の生活を楽しみたい。
薪割り、草刈り、鳥の声・・。
やることは山ほどあって、生きるって忙しいんだって、そんな当たり前の事を知りました。

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