ニワトリとたまごの話



産みたてのたまごっていう言葉の響き。

ふわっと、無条件に、いいなぁという感覚に包まれる。
うまいんだろうなぁ。

そう思って、ニワトリ小屋を作り始めて、完成したのが3年前。
さっそくヒナを探して、育て始めた。「もみじ」という日本種。

生まれてから、半年ぐらいはたまごを産まないという。
でも、かわいかった。
慣れてくると、足をつっつく。ひたすらつっつく。いつまでもやめない。

結構痛いので、ヤメロという。
やめない。
そんなんで、半年が過ぎた。

鶏181

今か今かと、毎日覗いた産卵箱に突如現れた。誰かか、そこに置いたように、たまごが、あった。
ひとつだけ。驚いた。
そして、とても感激した。

しばらくは、食べることが出来なくて、我が家で保管。
二つ目のたまごは、なんと、うづらのたまご大の、小さいものだった。
ニワトリ達は、一生懸命、産むために訓練をしているのだなぁと、生命の凄さを感じた。

卵1

生き物を飼うって大変だろうなとは思っていた。

エサは、発酵させた米ぬかとくず米、魚粉にカキ殻、それとその辺の草。
これらの確保が結構大変。

くず米といっても、その年間消費量は、なんと我が家五人のお米消費量より、多い!
これには、おののいた。何度も計算をしてみたが、間違いない・・・。
どうしよう・・・。

鶏162

左が、買ってきた卵。右がお米を食べている家のニワトリの卵。
お米で育てると、鮮やかな黄色の黄身になる。

鶏161

ニワトリのお庭。
一面草に覆われたお庭も、ニワトリ達の終わりのない、つっつきに、みるみるはげっつるにされてしまう。
本当に、一日中、草をつっつき、土をけってかきまわし、つっつく。その繰り返し。
まるで、洗脳されているかのよう・・・。

でも、元気が一番!

まだ、ヒナの頃、子供たちが名前をつけていたけれど、もはや見分けがつくのは一羽だけ。
でも、みんなそれぞれ性格があって、物おじしない奴、控え目な奴、唯我独尊な奴・・・。
みんな、なんだか可愛い。

今、我が家で消費するだけでなく、ご近所一軒にお譲りできるぐらいたまごを産んでくれる。

殻が、割るのに苦労するぐらい、固い。
たくましいなぁ、ニワトリ達よ!

今日も元気に、つっつけ!つっつけ!














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No title

鶏も幸せそうだぁね

おいらも卵にかけてはうるさいぜっ、ということで登場してみた。
なんか最近、黄身の色がやたら濃い卵が、ありがたがれる風潮があるじゃん? あれって間違ってるよね。 エサの色素によるだけなんだから。

ててろ家の卵は白身が盛り上がってうまそうだな~。。

Re: No title

てっち!見てくれたんだね。嬉しいよ、ありがとう!うちの母は、この卵を食べるようになって、元気になったと言ってくれます。てっちの言う通り、見てくれじゃないよね。今度、食べにこない?(笑)
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ててろう

Author:ててろう
山の生活を楽しみたい。
薪割り、草刈り、鳥の声・・。
やることは山ほどあって、生きるって忙しいんだって、そんな当たり前の事を知りました。

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